仮想通貨のBitZenyをCentOS 6.9でPoolマイニングする方法です。マシンはレンタルのVPSを利用しています。
※Raspberry Pi 3でのマイニングはこちら
＜環境＞
https://github.com/bitzeny/cpuminer
マイナーをビルドする
公式のマイナーのソースコードが公開されているため、ビルドして実行ファイルを作ります。
※yumでインストールするソフトについて、Debian/Ubuntsの情報を参考に対象パッケージを探しましたが間違っていたらごめんなさい。jansson-devel以外は元々入れていたため、正確な確認は取れてません。
~ $ sudo yum update ~ $ sudo yum install autoconf libcurl-devel jansson-devel openssl openssl-devel gcc gawk ~ $ sudo yum install git ~ $ git clone https://github.com/bitzeny/cpuminer ~ $ cd cpuminer ~cpuminer $ ./autogen.sh ~cpuminer $ ./configure ~cpuminer $ make
これでマイナーの実行ファイルの minerd が作成されます。
マイニングする
./minerd -a yescrypt -t スレッド数 -o 接続先Pool -u ユーザ.ワーカ -p パスワード ./minerd -a yescrypt -t スレッド数 -o 接続先Pool -u 自分のWalletアドレス ※-o以降はPoolの指定に従います。 ＜例＞ ./minerd -a yescrypt -t 2 -o stratum+tcp://jp.lapool.me:3014 -u User.Worker -p Password [2017-12-09 01:26:09] Starting Stratum on stratum+tcp://jp.lapool.me:3014 [2017-12-09 01:26:09] 2 miner threads started, using 'yescrypt' algorithm. [2017-12-09 01:26:22] thread 0: 4096 hashes, 0.36 khash/s [2017-12-09 01:26:24] thread 1: 4096 hashes, 0.31 khash/s [2017-12-09 01:26:44] thread 0: 7590 hashes, 0.33 khash/s [2017-12-09 01:26:44] accepted: 1/1 (100.00%), 0.64 khash/s (yay!!!)
余談ですが、マイナーを常時回しておくときは、screenコマンドを使い、セッションを維持しておくとよいです。
~$ sudo apt-get install screen ~$ screen -S mining ~$ ./minerd -a yescrypt -t 2 -o stratum+tcp://jp.lapool.me:3014 -u User.Worker -p Password
参考になりましたらBitZenyを寄付していただけると幸いです。
BitZenyアドレス：ZoZ3ReMKNcdKuUMKqQt3dnBs5fEL1JLBHv
