主に新入社員が気を使ってほしいこと

通常、新入社員教育では基本的なマナーや業務に関する基礎知識を学ぶます。しかし実際に配属されると教育では学ばない「気配り」が必要になります。「気配り」ができたからといって、能力向上するわけではないため人事評価されることもありませんが、周りがよく見えるようになり、職場で働く人からの信頼に繋がります。しかし職場によっては新人に「気配り」を教えることはなく、2年目になっても気の利かない社員としてレッテルを貼られる人もいます。

電話をとった時に掛け先の社員が不在だった場合の対応

電話番は新人の仕事ですが、顧客から電話をとったはいいが掛け先の社員が不在だった場合に「○○は不在です」と一言返すのは失格です。

  • 顧客に対し「○○は不在のため、他の者に代わりましょうか?」
  • 社員に対し「○○さんに電話が来ていますが、どうしますか?」

もちろん他の社員が誰もいなければ、折り返しなどの手はありますが、客や社員に何度も電話をさせる手間を極力減らすよう心がけましょう。

会議中の照明スイッチ係

会議では可能な限り照明のスイッチの前を陣取り、プロジェクタ投影時は照明を消す、ホワイトボードに書くときは照明を点けることを心がけましょう。最近は上座・下座などはそれほど気にせず会議のやりやすい席順で座りますが、ただ座っているだけでは失格です。

基本的なことだけど

  • 死んだような職場でも挨拶を、守衛さんにも挨拶を。守衛に挨拶をしない人は多いですが、挨拶すると笑顔で返してくれますよ。
  • 昼休みの照明の消灯と点灯を率先しましょう。
  • 意外と気づきませんが、流し回りは誰かが片付けていますよ。
  • 忘年会に参加できなかった人の飲み放題代金は返却できるよう努力しましょう。